【ビークス白山 キャプテン・深江晃好選手インタビュー   】

ビークス白山 キャプテン10番・深江晃好選手
ビークス白山 キャプテン10番・深江晃好選手



北信越フットサルリーグ


■ビークス白山 キャプテン・深江晃好選手インタビュー  


(インタビュー日時:2014年7月13日北信越リーグ第4節)



―今日の試合の感想を聞かせてください。―


(vsボアルース長野 1-1) http://www.5hff.com/score/


勝ちきれなかった試合で正直悔しいですね、本当に。

“気持ち”の部分と“切り替えの早さ”っていうのが、自分たちより相手の方が優っていたなと。


相手がピヴォをよく使ってくるチームなので「そこの部分でインターセプトを狙っていこう、ボールをしっかり回して陣形を崩していこう。」っていう話をハーフタイムにしました。


後半に入ってからは僕らがボールを保持して、切り替えられた部分はあるんですけど。

それがゴールに繋がらなかったのは残念だったなと思います。



―昨シーズンはリーグ優勝して地域CLに出場、PUMACUPは北信越代表として全国大会出場しました。―


昨シーズンは怪我があって、僕自身9ヶ月間プレーできなくて。

僕は全然試合に出れなかったんですけど、北信越の中ではチーム状態が良くなくても「勝ててしまう」という現状がありました。


今季に関しては新しく入ってきた若い選手もいますし、富山県の2強・トロブラボとデサフィオの合併というのもあって。

北信越リーグ自体が活性化して、各チーム強くなってきていると思うんです。

去年と同じようにやっていたら、僕たちは勝ち続けることができなくなる。

今日もこうやって引き分けてしましましたし、本当に一からやり直さないといけないなと感じています。





―ビークスは北信越リーグと並行して、F準会員リーグにも参加しています。―


先日(2014年6月27日)代々木セントラルで開催された準会員リーグに関しては、石川から電車移動をしていて。

北陸にはない、東京の“都会の人ごみの中を歩いて会場まで移動する”というところが僕らにとっては凄く負担になってしまって、コンディションを整えるのが難しかったんです。

これからも同じような長距離移動をしての試合があるので、そういうコンディション調整の部分もしっかりやっていかないと。

そうじゃないと、また代々木のときのような大差で負ける試合(対U23選抜 1-7)になってしまうと思うので。


後は、スポーツコートを使用しての試合。

この点に関しても、うちのチームは確実に慣れていません。

ちょっとした段差でボールが浮いたりするので、選手は戸惑ってしまって。

でも、こういうことにもしっかり対応できるように対策をしていきたいなと思います。






―今シーズン、新たに取り組んでいることはありますか?―


新たな取り組みとしては、フィジカルトレーニングがあります。

ビークスに新しくフィジカルコーチという形でトレーナーさんを呼んで。

シーズンが始まる前までは毎週、ずっと走るトレーニングをしてきました。

体力的に鍛えられているところもあるんですけど、あとはその走りの質を上げて。

ただ、最終的に疲れが出てしまうようではトレーニングをした意味がないので、トレーナーさんとも話を詰めていって。

フィジカルトレーニングをしたことがプラスになるようにやっていかなきゃいけないなと思います。






―今季のビークスはどんなチームに仕上がっていますか?―


新しく入ってきた若い選手も、ボールキープできたり、ボールをしっかり扱える選手が多いです。

ボールをしっかり回すというところでは、去年よりも質の高いプレーができるんじゃないかなと思います。


守備面では3番・和田毅、6番・小松竜一。

攻撃面では8番・森田勇輝、4番・廣岡慎也。

この名前を挙げた選手たちに今季は中心になってもらわないと。


僕や瀬川といった選手に頼りきりになるんじゃなく、若手とベテランでしっかりバランスを取って。

これからは若い世代が中心になってやっていかないと。

今はいいかもしれないけど、チームとして今後のことを考えたら、やっぱり若手が中心になってやってくれないといけないんで。

僕は若手選手たちに頑張ってほしいなと思っています。





―今季の目標は?―


チームの目標は、北信越リーグでは絶対優勝。

で、地域チャンピオンズリーグでも優勝すること!

今まで僕らの最高成績は全国3位というところなので、やっぱり最後は「全国優勝」という形で終わりたいなと思っています。


Fリーグのチームと戦えるPUMACUPも、全国出場を目指します!

去年はFリーグの大分と対戦して、パワープレーで2対2の引き分けという試合をやって。

去年の僕たちは、ああいう「パワープレー」という形からしか引き分けに持ち込めなかった、戦えなかった。

でも今年は普通に、自分たちでしっかりボールを保持して戦って、それでFリーグのチームに勝ちたいと思います。



僕個人の目標としては、北信越リーグでの得点王。

リーグ優勝したときに新矢とか瀬川とか僕もMVPは貰ったことがあるんですけど、ビークスの選手で得点王ってたぶん誰も貰ったことがないと思うんです。

チーム内で色んな選手が万遍なく、コンスタントに点を取っているというのも良いですけど。

誰かが突出して点を取るというのもチームのプラスになると思うので、僕は得点王を狙っていきたいなと思っています!